外壁は、

定期的な外壁塗り替え工事が必要な外壁材の種類は、モルタル・各種サイディングボード・ALC・木材等が挙げられます。以下の様な症状が外壁塗り替え時期の目安と言えます。

チョーキング

外壁塗装に生じるチョーキングとは、「塗装の白亜化」とも言い、外壁塗装の塗膜が紫外線と水によって加水分解され、白い粉状のものが塗膜表面に付いている状態の事を言います。

退色・変色

変色とは、塗料に含まれる樹脂が劣化して、塗装の色が変わったりする状態の事を言います。

また退色とは、退色とは、塗装が太陽光によって、塗料に含まれる顔料の性質が変化する事によって起こる劣化現象です。

コーキングの破断

コーキングの破断、接着破壊は、躯体の挙動・接着基材の経年劣化・コーキング用プライマー有無によって生じます。

コーキング部分の劣化状態によって補修方法を検討する必要があります。

ヘアクラックやクラックが生じている

ヘアクラックとは、微細なひび割れの事を言います。

また、クラックとは、ひび割れをの事を言います。共に外壁塗装の経年劣化・躯体の挙動によって生じます。

外壁に生じたクラックの幅・深さ・長さ・向きによって外壁の補修方法を検討する必要があります。

カビ・コケの発生

日光があまり当たらない部分、リシン壁・スタッコ壁・外壁周囲の湿度が高い場所・植栽物の多い場所等に生じやすいです。

又、外壁塗料に含まれる防かび剤の薬効成分の効果がなくなってきた場合にも、外壁にカビやコケが発生しやすくなります。

エフロレッセンスの発生

エフロレッセンスとは、外壁に生じたクラック部分から雨水等が浸入し、モルタル中の石灰等が水に溶けて表面に染み出し、空気の中の二酸化炭素ガスと化合してできたものです。

また、日陰部分、建物の北側、透水性が高い場合、湿潤と乾燥が繰り返されるような場所にエフロレッセンスが析出しやすいです。

なお、エフロレッセンスは、「白華」とも呼ばれます。

塗膜の膨れ

外壁塗装面に生じる塗膜の膨れは、

◇外壁クラックからの浸水・弾性塗材の壁面・濃色の壁面の
◇塗膜や素地との蓄熱によって生じる熱伸縮が原因で膨れる
◇下塗り・下地調整(ケレン=目粗し・清掃)が不十分
◇下塗り塗料の選択ミス

等の場合に塗膜の膨れが生じます。

塗膜の剥離

塗装した塗膜が外壁下地に対する密着性を失って、剥がれてしまう状態を「剥離(はくり)」と言います。

塗膜の剥離は、建物の美観を大きく損ね、腐食・漏水の原因になります。

外壁材の欠損・爆裂

外壁に生じる欠損は、主に外部からの衝撃・熱伸縮が原因で生じます。

また爆裂とは、クラックからの浸水によって、躯体内部の鉄筋がさびてしまい、錆び部分の鉄の体積は約2倍~2.5倍に膨張します。

この膨張圧によって、周囲のモルタルクラックを更に誘発させながら、外壁を外に押し出して、欠落させてしまう現象の事を言います。


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